NEW 保護者のための頭のケガの知識 ⑦「 何を確認?脳振盪の症状」

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更新日:2025年8月19日

 

知っておきたい!保護者のための頭のケガの知識 ⑦ 何を確認?脳振盪の症状

 

今回のシリーズは、保護者の方を対象に発信しています。

 

子どものスポーツ現場でケガが起こった際に、専門知識がなくどう対応すればいいかわからない、あるいは病院での説明が難しすぎて理解しづらいと感じたことはありませんか?

 

そんな状況を少しでも改善するため、この投稿が役立てば嬉しいです。

 

さらに、お子さんのスポーツ環境をより安全に整えるきっかけとなれば幸いです。

 

前回、前々回の投稿の中で、レッドフラッグや脳振盪が疑われる見た目でわかる基準を紹介しました。

 

頭を打った直後に確認をして、上記の様子がみられなかった。

 

しかし、まだ油断はできません。

 

脳振盪の症状の確認も必要になってきます。ここでの注意点は、直後にはみられなくても数十分後、数時間後に症状が現れる可能性があるということです。

 

では脳振盪の症状は何を確認すれば良いでしょうか?

 

たくさんありますが、目を通してもらえればと思います!

 

【脳振盪の症状】

 

• 頭痛
• 頭がしめつけられる感覚
• 頸部痛
• 吐き気
• めまい
• ぼやけて見える
• ふらつく
• 光や音に過敏
• 動きが遅い
• 「霧の中にいる」よう
• 「何かおかしい」
• 疲労
• 混乱している
• いつもより感情的
• やる気の低下
• 悲しみ
• 怒り
• もどかしさ
• 神経質/不安/心配
• いつもよりイライラする
• 忘れっぽい/記憶力低下
• 思考能力低下
• ペースがゆっくり
• 集中力低下
• 眠気が強い
• 眠れない/寝付けない

 

多くてすみません!

 

しかし、頭を打った後に誘発される可能性のある症状の全てになります。

 

ぜひこの投稿を通じて一度目を通していただければと思います。

 

必要であれば、ぜひ確認用としてこの投稿を保存してください!

 

先ほどもお伝えしましたが、ポイントは、すぐにこれらの症状が出ないかもしれない、ということです。

 

直後に大丈夫だからといって安心しないようにしましょう。

 

【症状がみられた場合】

 

これらの症状がみられた場合、病院・クリニックを受診しましょう。

 

何科に行けば良いかわかりますでしょうか?
以前の投稿に記載しましたが、脳神経外科を受診しましょう。

 

運動している際のケガだとしても、整形外科ではなく脳神経外科です。

 

場合によっては、CTやMRIを撮って、重症でないことを確認しなければいけません。

 

【まとめ】

 

子どもの未来を守るために

 

脳振盪の症状を確認することで、その後の対処が変わってきます。直後は大丈夫だとしても、1週間程度は様子をみましょう!

 

頭のケガは誰にとっても怖いものです。
正しい知識が安心につながります。できることから一つずつ、安全な環境を作りましょう!

 

いつも投稿を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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