International Sports Concussion Conference 2026 参加報告③
International Sports Concussion Conference 2026 参加報告③
今回は「International Sports Concussion Conference 2026の第1日目」の様子を。
流れ的には各セッションでテーマが決められており、90~120分の中で、複数のスピーカーのプレゼンテーションと、最後にパネルディスカッション・質疑応答の時間が設けられています。
この日のテーマとスピーカーは、
Session 1:Guidelines
Speakers: Allen Sills, Javier Cárdenas (NFL), David Hughes AM (AIS), Michael Makdissi (AFL), Karen Barlow (PAEDS)

Session 2:State of the Art in Concussion Detection and Diagnosis
Speakers: Robb Rehberg(NFL), Michael Makdissi(AFL), Sharron Flahive(NRL), Kerry Peek (FIFA), Javier Cárdenas(NFL), Katrina Williams

Session 3:Long-term Outcomes
Speakers: Andrew Gardner, Oliver Smith, Josh McGeown, Jennifer Cropley, Tim Butson, Claire Shepherd

Session 4:Focus on prevention: From community education to advancing evidence
Speakers: Carolyn Emery, Sarah Lampard, Emma Warner, Danielle Grant-Cross

充実し過ぎ!笑
それぞれのスピーカーさんの熱意がプレゼンテーションに込められていて、それを聞いている側も同じ熱量で質問する。
熱すぎる…
普段診ている患者さんや、アスリートを思い出しながら、もっと良いアプローチがないのか、他の施設ではどのようにマネジメントしているのか、またそのようにしている理由は?その結果は?改善点は?

一つひとつの質疑に「思い」を感じました。
より良いサービス・サポートを提供するために、少しでも症状が長引く可能性を低くするために、少しでも予防できる可能性を高めるために、それぞれの立場で日々向き合っている課題を解決するための時間にしようとしている姿勢がヒシヒシと伝わりました。
海外だから、このようなディスカッションが行われているのか?
日本でこのようなディスカッションが行われることはあるのか?
実際には、チーム内で、また外部のアドバイザーなどを交えて行っているところは少ないかもしれないけど、同じ問題は必ず起こっている、はず。脳振盪という、長期的な影響がある可能性がある疾患、引退を決断させてしまうような疾患、ただ単に時間が解決してくれるわけではない疾患、いろんな専門家が連携してサポートしなければいけない疾患ということを考えると、本当にもっと多くの方に知って欲しい。

そんなことを強く思った1日目でした。
次回は最終日である「International Sports Concussion Conference 2026の第2日目」の様子と感じたことをお届けしたいと思います。