脳振盪と併せて知っておきたい頭頚部外傷❷「脳挫傷」
今回は、「脳挫傷:のうざしょう」についてです。
脳挫傷は、頭部への強い衝撃や圧力で、脳組織が損傷することにより発生します。打撲と異なり、脳内部での損傷が特徴です。
【主な原因】
• 自動車事故やスポーツ事故、転倒などが主な原因
• 脳が頭蓋骨に衝突することで損傷が生じることが多い
【脳挫傷の仕組み】
• 衝撃によって脳が揺れ、血管や組織が傷つきます
• 局所的な損傷や出血が発生することもあります
【症状】
• 軽度の頭痛から意識障害、言語障害、手足の麻痺など
• 症状の進行速度が速い場合もあり、早急な対処が必要です
【診断方法】
• CTやMRIを用いた画像検査で、損傷の部位や程度を確認します
• 重症度によって治療方法が異なります
【初期対応】
• 頭部を安静に保つ
• 病院へすぐに搬送し、専門的な診断を受けることが重要
【治療方法】
• 安静や薬物療法を通じて、脳内の出血や腫れを抑える治療が行われます
• 場合によっては手術も必要となります
【リハビリの重要性】
• 言語や運動機能の回復にはリハビリが不可欠です
• 早期のリハビリ開始が、回復に大きく寄与します
【予防と注意点】
• ヘルメットの着用や転倒防止策を実施する
• スポーツや日常生活での安全意識が脳挫傷のリスクを低減します
【終わりに】
スポーツ現場での頭部外傷は、仮に現場に医師がいたとしても確定診断はできません。なぜなら画像検査を行って、確認しなければならないからです。ですので、頭部外傷を負った時は必ず専門医に診てもらってください。
【まとめ】
脳挫傷は、受傷直後は大丈夫と思っても症状の進行速度が速いケースもあり、早急な対処が求められるので、専門医を受診することが重要です。
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