第14回アスレティックトレーニング学会:CWS担当報告
第14回アスレティックトレーニング学会に参加してきました。
9月6日(土)の午前中、大会長講演の後のクリニカルワークショップ
「スポーツ関連脳振盪の競技復帰までの段階的アプローチとその実践」
よく相談・質問を受ける段階的競技復帰プロトコルをテーマに。
もうあえて「段階的に」と言わずに、他のケガと同じように、段階的に進めるのが当たり前の概念になって欲しい。そんな思いで企画しました。
まずはまだ正式に日本語版では出ていませんが、Return to Sports Strategy(競技復帰ストラテジー)の最新の内容と、変更点を確認。
そしてサッカー、バスケットボール、アメリカンフットボール、バスケットボール、ハンドボール、柔道、剣道の6つのグループに分け、それぞれの競技特性を踏まえ、必要な動作から逆算した具体的なエクササイズやトレーニングを検討してもらいました。
短い時間で、なおかつ初対面の方たちと、脳振盪に関する知識や経験もまちまちのメンバーで行うディスカッションはハードルが高かったと思いますが、そこは流石トレーナーまたはトレーナーを目指している方の集まり。
ディスカッションから産まれた内容は素晴らしく、私も勉強になりました。
ご自身がサポートされている競技じゃない競技を担当した多かったのですが、逆に新しい発見や、競技特性を考えて作り出すというのが新鮮だったようで、多くの方にとっても有意義な時間になったのではないかと思います。
改めてまして、今回このような素晴らしい機会をいただきましたアスレティックトレーニング学会様、ならびに担当のスポーツセーフティージャパンの八田先生、司会の国際武道大学の清水先生には、準備の段階から大変お世話になりました。
お陰様で、素晴らしい時間になりました。
数多くある選択肢から、このワークショップを選んで、早い段階から申し込みを行なってくださった参加者の皆さまにも感謝いたします。
また今回のように、大勢でディスカッションをしながら、全員で知識を高められるような、そんな機会があれば、と思います。
私自身も大変勉強になった時間でした。
本当にありがとうございました!