International Sports Concussion Conference 2026 参加報告②

Category:学会参加報告・情報共有
更新日:2026年9月11日

 

それでは、今回はカンファレンスの前日に開催された「Pre-Conference Workshop」についてお伝えしたいと思います。

 

この日の会場はthe University of Melbourne。Medical Buildingの大きな教室から開始。

 

開会の言葉から始まり、午後のワークショップの内容を踏まえてのレクチャー「Managing Concussion: from Sideline to Recovery and Return to Play」へ。

 

4名のスピーカーの方の話。それぞれが専門にされていること、取り組まれていることを中心に、最初から興味津々な内容ばかりでした。

 

そして、次がいよいよワークショップ。

 

またこのワークショップが悩ましくて、6つのテーマから2つを選択するのですが、登録する際「2つだけかいっ!」ってなりました。笑

 

全部受けたいのに…

 

テーマは以下の通り。

 

1. Acute Pitch Assessment
2. Sub-Acute Assessment
3. Rehabilitation
4. Prevention
5. Management of Chronic Symptoms
6. Return to Play

 

全部受けたくなりません?笑

 

苦渋の決断でしたが、私は「1. Acute Pitch Assessment」と「5. Management of Chronic Symptoms」を選択しました。
本当に悩んだのですが、チームに所属していない自分にとっては、現場での対応となるPitch上での受傷直後の評価はアップデートしておきたい、特に、今回はFIFAで活用されている評価を学べたり、NFLのドクターが実際の現場でどのように対応しているのか、またビデオで確認できる受傷機転など、普段経験値が少ない部分が学べることは大きな理由になりました。

またChronic Symptoms(慢性的な症状)は、今自分が立場的にいろいろな相談を受ける中で、やはり症状が長引くケースを聞くことが多く、その時のアドバイスで上手くいくこともあれば、上手くいかない時もあり、また実際に自分が診させてもらったケースでも症状がなかなか改善しない、回復していてもかなり時間を要することもあり、どのようにマネジメントされているのかを聞きたかったのが理由です。
案の定、この2つを受講させてもらって、新しい情報や、アプローチ方法、実際にどのようなことを行っているのかなど、いろんなアイデアをいただくことができました。

2つのワークショップが終わった後は、その日のClosingとして「How can we streamline concussion management and where are the current gaps?」と題して、facilitatorの用意した質問に対して専門家の方たちが意見を述べる時間となりました。

 

これもまた通常の講義とは違い、自由にディスカッションが行われ、普段考えていることを出し合い、一つの質問に対していろんな意見が聞けたのも良かったです。

 

そんなこんなでアッという間に一日目が終了。

わかってたけど、来て良かった。

 

実際にリアルに、直接感じる。

 

翌日からのカンファレンスへの期待がさらに高まって1日目を終えました。

 

ということで、次回は「International Sports Concussion Conference 2026の第1日目」の様子をお届けしたいと思います。